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やはた歯科ブログ
- 入れ歯
- 2025/07/27
あなたに合った入れ歯は?種類と費用、保険適用の目安を分かりやすくご紹介
歯の悩みを抱え、入れ歯をご検討中の皆様へ。入れ歯は、失われた歯の機能と見た目を補い、快適な日常生活を取り戻すための大切な治療法です。しかし、保険適用と自費診療、様々な種類があるため、「どれを選べば良いのか分からない」「費用はどのくらいかかるのだろう」と不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
やはた歯科では、患者様一人ひとりに寄り添い、お口の状態やご希望、ライフスタイル、ご予算を丁寧にヒアリングし、最適な治療方法を複数ご提案することを大切にしています。歯科医師が治療方法を一方的に押し付けることはございませんので、ご安心ください。
この記事では、入れ歯の主な種類とそれぞれの費用相場、保険適用の考え方について、分かりやすく解説いたします。
入れ歯の基本的な種類:部分入れ歯と総入れ歯
入れ歯は、失われた歯の本数によって部分入れ歯と総入れ歯に大きく分けられます。
- ▶︎部分入れ歯:残っている歯がある場合に、一部の歯を補うために使用します。
- ▶︎総入れ歯:全ての歯を失ってしまった場合に、上顎または下顎の全ての歯を補うために使用します。
どちらのタイプも、さらに保険適用と自費診療の選択肢があり、材質や機能、見た目に違いがあります。
保険適用の入れ歯:経済性を重視する方へ
保険適用の入れ歯は、国の健康保険制度に基づき、定められた材料と方法で作成されるため、費用を抑えられるという大きなメリットがあります。
特徴
- 素材:義歯床(歯ぐきに接する土台部分)はプラスチック(レジン)製で、部分入れ歯の固定には金属製のバネ(クラスプ)が使われます。人工歯には硬質レジンなどが使用されます。
- メリット:
- ▶︎費用が抑えられ、経済的です。
- ▶︎修理が比較的容易です。
- ▶︎治療期間が比較的短く済みます。
- デメリット:
- ▶︎レジンは強度を確保するためにある程度の厚みが必要で、装着時に違和感が生じやすいことがあります。
- ▶︎金属のバネが目立ちやすく、審美性に限界がある場合があります。
- ▶︎耐久性が自費診療の入れ歯に比べて劣り、摩耗や変形が起こりやすい傾向があります。
- ▶︎飲食物の温度が伝わりにくく、食感や味覚への影響があると感じる方もいらっしゃいます。
費用相場(3割負担の場合)
| 入れ歯の種類 | 費用相場(3割負担) |
|---|---|
| 部分入れ歯 | 約3,000円~15,000円 |
| 総入れ歯 | 約9,000円~15,000円 |
自費診療の入れ歯:機能性・審美性を追求したい方へ
自費診療の入れ歯は、保険の制限がなく、患者様のご要望に合わせて多種多様な素材や製作方法を選択できるため、機能性や審美性に優れた入れ歯を作ることが可能です。主な種類と費用相場は次のとおりです。
1. 金属床義歯(きんぞくしょうぎし)
- 特徴:義歯床(土台部分)に金属(チタン、コバルトクロム、金合金など)を使用します。金属は薄く作れるため、口の中の違和感が少なく、食べ物の温度を感じやすいというメリットがあります。耐久性にも優れています。
- 費用相場:約20万円~96万円(金属の種類や総入れ歯か部分入れ歯かによって変動)
- デメリット:金属アレルギーのリスク(チタンは低い)。一部金属のクラスプが目立つ場合がある。
2. ノンクラスプデンチャー(審美性入れ歯)
- 特徴:金属製のバネ(クラスプ)を使用せず、歯ぐきと同じ色の樹脂で入れ歯を固定するため、見た目が非常に自然で目立ちにくいのが大きな特徴です。金属アレルギーの心配もありません。
- 費用相場:約8.5万円~50万円
- デメリット:耐久性が他の自費入れ歯に比べて劣る傾向があり、寿命が短い(3〜5年程度)とされることがあります。
3. マグネット入れ歯(磁性アタッチメント)
- 特徴:残っている歯の根やインプラントに磁性金属を埋め込み、入れ歯に埋め込んだ磁石の力で固定します。外れにくく、装着や手入れが簡単です。
- 費用相場:入れ歯代+マグネット一つあたり約3万円~5万円
4. シリコン入れ歯
- 特徴:歯ぐきに触れる土台部分に柔らかいシリコン素材を使用します。歯ぐきへの当たりが優しく、痛みが少ないのが特徴で、密着度が高く外れにくいというメリットもあります。
- 費用相場:約10万円~50万円
5. インプラントデンチャー(オーバーデンチャー)
- 特徴:顎の骨に数本のインプラントを埋め込み、そのインプラントに入れ歯を固定する方法です。非常に安定感があり、噛む力が向上し、口の中の違和感が少ないのが大きなメリットです。
- 費用相場:約40万円~200万円
- デメリット:外科手術が必要で、費用が高額になりやすい傾向があります。
6. BPSデンチャー
- 特徴:ヨーロッパ発のオーダーメイド製作技術で、患者様の顎の動きや噛み合わせ、発音、表情に合わせて精密に作られる高品質な入れ歯です。違和感が少なく、自分の歯のように自然な噛み心地が期待できます。
- 費用相場:約35万円~65万円
7. テレスコープ義歯
- 特徴:残存する自身の歯を削り、その上に金属製のカバーを設置して入れ歯を固定するはめ込み式の義歯です。金属の金具が不要で審美性に優れ、安定性が高く外れにくいという特徴があります。
- 費用相場:約20万円~100万円以上
入れ歯治療にかかる費用の負担を軽減する「医療費控除」
高額になりがちな自費診療の入れ歯治療も、医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費の合計が一定額(原則10万円、または所得の5%)を超えた場合に、所得税や住民税が軽減される制度です。
- 対象となる費用:入れ歯本体の費用はもちろん、通院のための公共交通機関の交通費、歯科医師が処方した薬の費用なども含まれます。お子様や高齢者の付き添いの方の交通費も対象となる場合があります。
- 対象外となる費用:美容目的の歯列矯正やホワイトニング、歯ブラシなどの手入れ用品、自家用車のガソリン代や駐車場代などは対象外です。デンタルローンにかかる金利や手数料も医療費控除の対象外となりますのでご注意ください。
- 申告方法:確定申告が必要です。医療費の領収書や交通費のメモなどを大切に保管しておきましょう。
やはた歯科の入れ歯治療への取り組み
やはた歯科は、地域に根差し、「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」をモットーに、患者様との相互理解(インフォームドコンセント)を重視した医院づくりに取り組んでいます。
入れ歯治療においても、保険診療から自費診療まで幅広い選択肢をご用意し、患者様のお口の状態やご希望、ライフスタイル、ご予算を丁寧にヒアリングした上で、最適な治療方法をご提案いたします。経験豊富な歯科医師と歯科衛生士が、痛みに配慮した治療を心がけ、精密な診断と治療計画のもと、患者様にご満足いただける入れ歯の作製を目指します。
「入れ歯が合わない」「もっと快適な入れ歯にしたい」など、どんな些細なご相談でも、やはた歯科が患者様の笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。清潔で安心できる院内環境で、皆様のご来院を心よりお待ちしております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

この記事の監修

八幡 智裕(やはた ともひろ)
当院は、平成10年10月、姫路市勝原区や網干区、太子町の患者様が多い歯科医院です。おかげさまで開院当初から、たくさんの患者様にご来院いただいています。「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」を何より大切にしており、患者さんとの相互理解を重要視し、患者様にご満足いただけるよう医院作りに努めています。
所属学会・研修会
日本歯科医師会 会員/兵庫県歯科医師会 会員/姫路歯科医師会 会員/国際歯周内科学研究会 会員/JPDA 有床義歯学会 会員/研修会筒井塾 咬合療法コース/山田先生エンドベーシックコース/大阪SJCDベーシックコース/大阪SJCDレギュラーコース/OSIインプラントセミナー/S.O.R.Gベーシックコース/JACID インプラント100hコース/CALLベーシックセミナー