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やはた歯科ブログ
- 入れ歯
- 2025/08/21
入れ歯のお手入れで困っていませんか?毎日の正しいメンテナンス方法を徹底解説します!
「入れ歯のお手入れって、どうやればいいの?」「毎日のケアが面倒で、つい手を抜いてしまう…」そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
実は、入れ歯の正しいメンテナンスは、あなたの口の健康だけでなく、全身の健康にも大きく関わっているということをご存知でしょうか。適切なケアを怠ると、口臭や感染症のリスクが高まってしまうんです。
この記事では、入れ歯の正しいお手入れ方法から、やってはいけないNG行動、そして長持ちさせるコツまで、詳しく解説していきます!毎日のケアが楽しくなるような実践的な情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。
そもそも、なぜ入れ歯のメンテナンスがこんなに重要なの!?
「入れ歯も歯磨きが必要なの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。でも実は、入れ歯のメンテナンスは天然の歯以上に重要なんです!
一般的な考え方 vs 医学的知見
| 一般的な考え方 | 医学的知見 |
|---|---|
| 「入れ歯は人工物だから、そんなに神経質にならなくても大丈夫」 | 「入れ歯も細菌の温床になりやすく、適切なケアが必須」 |
| 「水で流すだけで十分」 | 「専用の清掃方法と洗浄剤の使用が重要」 |
| 「口の中だけの問題」 | 「全身の健康に直結する重要な要素」 |
表:入れ歯ケアに対する認識の変化
特に注目すべきは、東北大学の研究結果です。入れ歯の手入れを毎日しない高齢者は、過去1年間の肺炎発症リスクが1.3倍も高いということが明らかになっています。
あなたが入れ歯を使用されている場合、以下のようなリスクがあることを知っておきましょう:
- ▶︎ 食べかすやプラーク(歯垢)の蓄積による口臭
- ▶︎ 口内炎などの口腔トラブル
- ▶︎ 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)※食べ物や唾液が気管に入って起こる肺炎
- ▶︎ 入れ歯の変形や破損
- ▶︎ 噛み合わせの不調による全身への影響
これが正解!毎日の入れ歯お手入れ方法を段階的に解説
「具体的にはどうやってお手入れすればいいの?」そんな疑問にお答えしましょう。毎日の丁寧な清掃が入れ歯を長持ちさせる最も重要なポイントです。
まずは、以下の手順で進めていきましょう:
-
毎食後のブラッシング
毎食後、必ず流水下で入れ歯を洗浄しましょう。ここで重要なのは、落下破損防止のため、洗面器に水を張った状態で行うということです。
例えば、朝食後にコーヒーを飲んだ後でも、簡単に水で流すだけで汚れの付着を大幅に減らすことができるんです。
-
専用ブラシでの丁寧な清掃
やわらかい毛先の入れ歯専用ブラシで優しく磨きます。実際に、通常の歯ブラシと比べて入れ歯専用ブラシは毛が太く、入れ歯の溝にフィットしやすい設計になっているんです。
注意:通常の歯ブラシや研磨剤入りの歯磨き粉は、入れ歯を傷つけ、細菌繁殖の原因となるため避けましょう。特に部分入れ歯をお使いの方は、金具部分や歯肉に接する内面は汚れが残りやすいため、より丁寧に清掃してください。
-
入れ歯洗浄剤の効果的な活用
毎日1回、特に就寝前には、ブラシ清掃後に入れ歯洗浄剤を溶かした水またはぬるま湯に浸しましょう。
洗浄剤の効果は素晴らしく、ブラシだけでは落としきれない細菌や微細な汚れを除去し、口臭予防にも効果的です。洗浄液は毎回新しいものを使用し、入れ歯が完全に浸かるようにしてください。
-
超音波洗浄機との組み合わせ
超音波洗浄機は、微細な汚れや細菌を効果的に取り除くことができる便利な装置です。約5分程度の短時間で洗浄・除菌が可能なんです。
ただし、単独ではなく、他の手入れ方法と組み合わせて使用することが重要だということを覚えておいてください。
-
お口の中全体のケア
最後に、残っているご自身の歯や歯ぐきも、入れ歯を外した後に忘れずに丁寧に清掃しましょう。これで完璧です!
絶対にやってはダメ!入れ歯を傷める危険なNG行動とは?
「良かれと思ってやっていたことが、実は入れ歯を傷めていた…」そんなことにならないよう、避けるべき行動をしっかりと把握しておきましょう。
入れ歯を傷めず、長く快適に使うために、以下の行動は絶対に避けてください:
- ▶︎ 熱湯での消毒:入れ歯に使われているプラスチックや樹脂は高温に弱く、変形や劣化の原因となります
- ▶︎ 硬い歯ブラシや研磨剤入り歯磨き粉の使用:入れ歯の表面を傷つけ、汚れがつきやすくなったり、噛み合わせが悪くなる原因になります
- ▶︎ 漂白剤への浸け置き:入れ歯の変色や表面の劣化、変形を引き起こす可能性があります
- ▶︎ 入れ歯洗浄剤への長時間浸け置き:古い洗浄液ではかえって細菌が繁殖しやすくなる場合があります
- ▶︎ 就寝時のつけっぱなし:原則として、夜間は入れ歯を外し、歯ぐきや顎を休ませることを推奨しています
ただし例外もあります:ご自身の状況によっては、就寝時も装着した方が良い場合もありますので、歯科医師にご相談することをおすすめします。
知っておきたい!入れ歯の適切な保管方法
「入れ歯を外している間、どこに置いておけばいいの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
入れ歯を外している間は、乾燥によるひび割れや変形を防ぐため、必ず水または専用の保存液に浸して保管してください。直射日光や高温を避けることも大切です。
具体的には、以下のような保管方法がおすすめです:
- ▶︎ 清潔な容器に水を入れ、入れ歯を完全に浸す
- ▶︎ 専用の保存液を使用する場合は、説明書に従って使用する
- ▶︎ 水は毎日取り替える
- ▶︎ 容器も定期的に洗浄する
長持ちの秘訣!定期検診がなぜ重要なのか?
「毎日きちんとお手入れしているから、歯医者に行く必要はないかも…」と思われているあなた。実は、それは大きな間違いなんです!
入れ歯は消耗品であり、長期間の使用やお口の状態の変化により、徐々に摩耗したりフィット感が悪くなったりします。快適な入れ歯ライフのためには、歯科医院での定期的な検診と調整が不可欠だということをご理解ください。
入れ歯の寿命について
| 入れ歯の種類 | 交換目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| プラスチック製 | 約3~5年 | 比較的安価だが、摩耗しやすい |
| 金属製 | 約5年以上 | 耐久性が高く、長期使用可能 |
上記の表:入れ歯の種類別寿命比較
ただし、定期的なチェックで長持ちさせることが可能です。2~4ヶ月ごとの定期検診を受けることで、以下のメリットがあります:
- ▶︎ 早期の不具合発見と対処
- ▶︎ 適切なフィット感の維持
- ▶︎ プロによる徹底的なクリーニング
- ▶︎ お口の健康状態の総合的なチェック
やはた歯科の入れ歯ケアサポートについて
私たち「やはた歯科」は、「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」をモットーに、患者様一人ひとりに合わせた入れ歯の作製から定期的なメンテナンスまで、トータルでサポートしております。
時間をかけたカウンセリングで患者様のご要望を丁寧に伺い、最適な治療方法を複数ご提案いたします。痛みに配慮した治療も実践しておりますので、入れ歯に関するお悩みや調整、プロによる清掃など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
当院のサポート内容:
- ▶︎ 個別カウンセリングによる最適な入れ歯の提案
- ▶︎ 2~4ヶ月ごとの定期検診・メンテナンス
- ▶︎ プロによる徹底的なクリーニング
- ▶︎ 痛みに配慮した丁寧な治療
まとめ:今日から始める入れ歯ケアで、快適な毎日を手に入れましょう!
いかがでしたでしょうか?入れ歯の正しいメンテナンスは、清潔さを保ち、口臭や感染症を防ぎ、快適な入れ歯ライフを送る上で大変重要だということがお分かりいただけたでしょう。
今回ご紹介した毎日の丁寧な洗浄・清掃と定期的な歯科検診を習慣にすることで、あなたも健やかな毎日を過ごすことができるはずです。
今日から実践できるポイント:
- ▶︎ 毎食後の流水での洗浄
- ▶︎ 入れ歯専用ブラシでの優しい清掃
- ▶︎ 就寝前の洗浄剤での浸け置き
- ▶︎ 適切な保管方法の実践
- ▶︎ 定期的な歯科検診の受診
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、習慣になってしまえば、きっと快適な入れ歯ライフを実感していただけるでしょう。ぜひ今日から実践してみてくださいね!

この記事の監修

八幡 智裕(やはた ともひろ)
当院は、平成10年10月、姫路市勝原区や網干区、太子町の患者様が多い歯科医院です。おかげさまで開院当初から、たくさんの患者様にご来院いただいています。「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」を何より大切にしており、患者さんとの相互理解を重要視し、患者様にご満足いただけるよう医院作りに努めています。
所属学会・研修会
日本歯科医師会 会員/兵庫県歯科医師会 会員/姫路歯科医師会 会員/国際歯周内科学研究会 会員/JPDA 有床義歯学会 会員/研修会筒井塾 咬合療法コース/山田先生エンドベーシックコース/大阪SJCDベーシックコース/大阪SJCDレギュラーコース/OSIインプラントセミナー/S.O.R.Gベーシックコース/JACID インプラント100hコース/CALLベーシックセミナー