トップページ > やはた歯科ブログ > 入れ歯治療の新常識:インプラントと比較した4つのメリットと全身健康への影響
やはた歯科ブログ
- 入れ歯
- 2025/08/10
入れ歯治療の新常識:インプラントと比較した4つのメリットと全身健康への影響
歯を失ってしまった場合の治療法として、入れ歯は昔から多くの方に選ばれてきました。もしかしたら、入れ歯に対して「しっかり噛めない」「痛んだり外れたりする」「見た目が目立つ」といったマイナスイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、最近の入れ歯にそういったイメージは当てはまりません。
近年、入れ歯治療は目覚ましい進化を遂げており、「よく噛める」「外れない」「目立たない」入れ歯も多く登場しています。インプラントやブリッジと比べてお悩みの方には、ぜひ入れ歯のメリットを知っていただきたいと思います。きっと、「入れ歯ってこんなにいいものなんだ!」と驚いていただけるはずです。
現代の入れ歯が解決した従来の問題点
従来の入れ歯に対するマイナスイメージの多くは、現代の入れ歯技術によって大幅に改善されています。
「しっかり噛めない」という悩みについては、高精度の入れ歯作製技術により、天然歯に近い噛み心地を実現できるようになりました。適合性の高い入れ歯であれば、固い食べ物でもしっかりと噛むことができます。
「痛い・外れる」という問題も、精密な型取りと調整技術により解決されています。患者様一人ひとりの口腔内の形状に合わせて作製することで、痛みや違和感を最小限に抑えることが可能です。
「見た目が目立つ」という心配についても、自然な色合いの素材や、金属のバネを使わない入れ歯など、審美性を重視した選択肢が豊富に用意されています。
インプラントと比較した入れ歯の4つのメリット
入れ歯・義歯は、失った歯の本数に合わせて作製する部分入れ歯と、すべての歯を失ってしまったときに作製する総入れ歯があります。いずれも、インプラントに比べると治療費が安く、治療期間も短く、手術など負担のかかる治療がないことが大きなメリットです。
メリット1:治療費の負担軽減
自費の入れ歯でも、インプラント治療を受けるよりは治療費が安く済みます。特に年金生活を送られている方にとって、経済的な負担を抑えながら質の高い治療を受けられることは大きな魅力です。複数本の歯を失った場合、インプラントでは1本あたりの費用が積み重なりますが、入れ歯なら全体をカバーできるため、結果的に大幅な費用削減につながります。
メリット2:短い治療期間で早期回復
インプラント治療は手術が必要で、治療が終わるまでに数ヶ月~半年といった長期間を要します。それに対し、入れ歯治療は早くて一カ月くらいで終わります。高齢の方にとって、長期間の通院や治療は体力的な負担も大きいため、短期間で治療が完了することは非常に重要なポイントです。早期に噛む機能を回復できることで、栄養摂取や生活の質の改善も早期に実現できます。
メリット3:健康状態に関わらず誰でも適用可能
インプラント治療は、重度の糖尿病や腎臓病、肝臓疾患や心臓疾患などがある方は受けることができません。一方、入れ歯なら誰でも治療を受けられます。高齢になると様々な基礎疾患を抱える方も多くいらっしゃいますが、入れ歯治療であれば手術を伴わないため、全身状態に関わらず安全に治療を受けることができます。これは特に76歳という年齢を考慮すると、非常に重要な安全性のメリットといえるでしょう。
メリット4:理想的な噛み合わせの実現
高精度の入れ歯を作製すれば、正しい位置でしっかり噛める理想的な噛み合わせが手に入ります。これは単に食事を楽しむためだけでなく、後述する全身の健康維持にも直結する重要な要素です。経験豊富な歯科医師による精密な調整により、天然歯に近い機能を回復することが可能です。
噛み合わせが全身健康に与える重要な影響
体のバランスと噛み合わせの密接な関係
肩こりや首筋の痛み、腰痛や足の痛み、慢性的な疲れや体調不良を感じている方は多いと思いますが、その原因を知っている人は多くはありません。すべてに当てはまるわけではありませんが、このようなトラブル・不調は、体のバランスのズレが原因になっているケースが多くあります。そして、その体のバランスは**「噛み合わせ」が重要な鍵**となっているのです。
噛み合わせが悪いと、体にゆがみ・ズレが生じます。体にゆがみ・ズレが生じると、体はバランスをとろうとします。そうなると、体には常に余計な負荷がかかっている状態になり、様々なトラブル・不調を招いてしまうのです。
噛み合わせが乱れる原因と予防策
片側ばかりで噛む癖、足を組む癖、寝るときの姿勢、枕や机の高さなどの日常生活の習慣によって、噛み合わせはズレていきます。また、歯を失った状態をそのままにしていると、隣の歯が動いたり倒れたりするため、噛み合わせが乱れてしまいます。
歯を失ってしまっても噛み合わせが乱れないようにするには、適合に優れた高精度の入れ歯を入れることが重要です。そうすることで体のゆがみ・ズレを防止することができ、全身の健康維持にもつながっていきます。
入れ歯治療でよくある疑問・質問
金属の入れ歯の味について
現在の入れ歯に使われる金属は金属の味はしませんので、ご安心ください。現代の歯科材料技術の進歩により、口の中で違和感を感じることなく使用できる金属が使用されています。
バネのない入れ歯の機能性
バネではなく、素材自体の密着力や磁石の力で固定する入れ歯がありますが、こういった入れ歯でも「よく噛める」と、多くの患者様から好評をいただいております。見た目の自然さと機能性を両立できる選択肢として注目されています。
入れ歯の耐久性について
保険の入れ歯は衝撃に弱く割れやすいのが弱点ですが、自費の入れ歯なら心配はありません。比較的丈夫にできていますし、万が一割れてしまった場合でも修理できますのでご安心ください。
入れ歯が合わなくなる理由
顎の骨が痩せて歯ぐきの形が変わってしまうためです。歯があれば噛んだときの刺激が顎の骨に伝わるため顎の骨は痩せにくいのですが、歯が抜けた状態だと噛んだときの刺激が伝わらず、自然と顎の骨が痩せていってしまいます。定期的な調整により、長期間快適に使用することができます。
口臭の心配について
保険の入れ歯はレジン(歯科用プラスチック)という素材が用いられています。レジンは吸水性があり、食べ物の水分や唾液が吸収されるため、長い期間使っていると口臭の原因になってしまいます。自費の入れ歯では、より衛生的な素材を選択することで、この問題を解決できます。
日々のメンテナンス
基本的に、食後または寝る前に取り外して洗浄していただきます。入れ歯を長く快適に使っていくためには、日々清潔な状態を保つことが重要です。適切なケアにより、長期間にわたって快適に使用できます。
噛むことがもたらす健康効果とアンチエイジング
脳の活性化と認知症予防
人の脳と歯は非常に近い位置にあります。そのため、噛むという行為と、脳の働きは密接に関連していると言われています。しっかり噛むことで脳の血流がよくなり、脳の中央の「海馬」の部分が活性化されることが分かってきています。
すなわち、よく噛むことで脳が活性化し、アンチエイジングや老化防止、痴呆防止につながるということです。逆に言えば、噛まないと脳への刺激が減り、老化が促進されるということです。76歳という年齢を考えると、認知機能の維持は非常に重要な課題であり、適切な入れ歯治療はその支援となります。
姿勢改善効果
よく噛むことで顎の周囲の筋肉が働くことは当然ですが、姿勢がよくなるという報告もあります。咀嚼筋が発達することで全身の筋力のバランスが整い、姿勢がよくなるのです。これにより、腰痛や肩こりなどの慢性的な不調の改善も期待できます。
痛みのない快適な入れ歯の実現
近年、入れ歯は目覚ましい進歩を遂げており、自費の入れ歯であれば痛みがなく快適に使える入れ歯がたくさん登場しています。精密な型取りと調整により、違和感のない自然な装着感を実現できます。
まとめ
現代の入れ歯治療は、従来のマイナスイメージを払拭する革新的な進歩を遂げています。インプラント治療と比較して、治療費の負担軽減、短期間での治療完了、安全性の高さ、そして理想的な噛み合わせの実現という4つの大きなメリットがあります。
特に重要なのは、適切な入れ歯治療により正しい噛み合わせを得ることで、全身の健康維持や脳の活性化につながることです。肩こりや腰痛などの慢性的な不調の改善や、認知症予防といったアンチエイジング効果も期待できます。
歯を失ってしまった方、または現在の入れ歯に不満をお持ちの方は、現代の高精度入れ歯治療という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。適切な治療により、美味しい食事と健康的な生活を長く続けることができるでしょう。
やはた歯科で理想の入れ歯治療を
入れ歯治療でお悩みの方は、ぜひ姫路市のやはた歯科までご相談ください。平成10年開業、令和2年に医療法人社団化した当院では、患者一人一人に寄り添った診療を心がけ、カウンセリングに時間をかけて患者様の要望をしっかりとヒアリングいたします。
八幡智裕医院長は徳島大学歯学部卒業後、神戸大学口腔外科講座で研修を積み、咬合療法をはじめとする高度な技術を習得しております。複数の治療法を提案し、患者様が納得して選択できる治療を提供いたします。
JR網干駅、網干区、太子町からアクセス良好な兵庫県姫路市勝原区大谷に位置し、最新機器を導入した充実した設備と、徹底した衛生管理体制の中で、リラックスできる診療空間をご用意しております。
保険診療から自費診療まで幅広く対応し、「やはた歯科で治療してよかった」と思っていただけるような質の高い歯科医療を目指しております。入れ歯に関するお悩みやご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

この記事の監修

八幡 智裕(やはた ともひろ)
当院は、平成10年10月、姫路市勝原区や網干区、太子町の患者様が多い歯科医院です。おかげさまで開院当初から、たくさんの患者様にご来院いただいています。「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」を何より大切にしており、患者さんとの相互理解を重要視し、患者様にご満足いただけるよう医院作りに努めています。
所属学会・研修会
日本歯科医師会 会員/兵庫県歯科医師会 会員/姫路歯科医師会 会員/国際歯周内科学研究会 会員/JPDA 有床義歯学会 会員/研修会筒井塾 咬合療法コース/山田先生エンドベーシックコース/大阪SJCDベーシックコース/大阪SJCDレギュラーコース/OSIインプラントセミナー/S.O.R.Gベーシックコース/JACID インプラント100hコース/CALLベーシックセミナー