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やはた歯科ブログ
- 入れ歯
- 2025/11/12
噛み合わせのズレが招く全身の不調!肩こり・腰痛・慢性疲労と入れ歯の意外な関係
「毎日マッサージを受けているのに肩こりが治らない…」「原因不明の腰痛が慢性化している」「いつも疲れている気がする」——あなたがもし、このような体の不調に悩まされ、様々な治療を試しても改善しない状況にあるなら、その原因はお口の中、特に「噛み合わせ」にあるかもしれません。病院を転々としても「異常なし」と言われたり、マッサージや整体に通っても一時的にしか楽にならなかったりする症状が、実は口の中の問題から来ているというのは驚きでしょう。噛み合わせの不具合は、単に「食べにくい」という問題に留まらず、私たちの全身のバランスや神経系にまで大きな影響を及ぼすことが、近年の研究で明らかになっています。
この記事では、噛み合わせのズレがなぜ全身の不調を招くのか、そのメカニズムから高精度な入れ歯による解決方法まで、詳しく解説していきます!長年原因不明の不調に悩んでいる方は、ぜひこの記事を最後まで読んで、健康を取り戻すための新しい一歩を踏み出しましょう。
そもそも「噛み合わせのズレ(咬合異常)」とは何か!?
では、まずはじめに、私たちが体の不調の原因として注目すべき「噛み合わせのズレ」とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか?
噛み合わせのズレ(咬合異常)の定義
歯科医療において咬合異常とは、「上下顎の歯の静的・動的な位置関係が正常でなくなった異常な状態」と定義されています。これは、顎・顔面・歯・歯周組織などが遺伝的または環境的原因により、その発育・形態・機能に異常をきたした状態のことです。
この咬合異常には、主に「咬合接触の異常」が含まれます。これは、上下顎の歯が接触する際、あるいは接触した状態で下顎を動かす際に生じる咬合の不調和を示すものであり、臨床的に最も関連が深く、他の咬合異常への影響も大きいとされています。
異常な噛み合わせ(咬合接触の異常)の具体例
異常な咬合接触として、特に注意すべきなのは以下の点です。
- 早期接触:閉口した際、安定した咬合接触状態が得られる前に、一部の歯だけが早く接触してしまう状態です。虫歯(う蝕)や歯質の欠損、不適切な修復物、歯周疾患による歯列の乱れなどが原因となることがあります。
- 咬頭干渉:下顎が動く際(咀嚼や機能運動時)に、運動の邪魔になる咬頭(歯の尖った部分)の接触、またはその現象のことです。咬頭干渉が存在すると、円滑な下顎運動が障害されてしまいます。
これらの異常な接触がある場合、顎関節や咀嚼筋に余計な負荷がかかり、後に全身の不調へとつながっていくのです。
なぜ噛み合わせのズレが全身の不調を招くのか?驚きのメカニズム!
「噛み合わせ」と「肩こり」や「腰痛」が一見無関係に思えるかもしれませんが、実は密接な関係があるのです。ここからは、噛み合わせの不具合が、どのようにして長引く全身の不調(肩こり、腰痛、慢性疲労)を引き起こすのか、そのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。
1. 全身の姿勢と重心のズレを招くという点です
二足歩行をする私たち人間にとって、頭部の位置は体のバランスを保つ上で非常に重要です。噛み合わせに不具合があると、頭部の位置が不安定になり、結果として体の重心にもズレが生じてしまいます。
特に、奥歯がない方(臼歯部咬合支持の喪失)は、顎が後ろに下がり、その結果、首が前に傾き猫背になりやすいことが知られています。また、入れ歯の噛み合わせが低すぎると、顎が前方にずれ、それを補うために背中を丸めて筋肉の緊張を和らげようとするため、お年寄りに多い顎を突き出して背骨を丸めた姿勢になることが指摘されています。
このように、体のどこか一箇所でバランスが崩れると、その影響は全身のバランスに波及し、体幹の不正や肩、腕、腰などの疼痛、運動障害などが惹起されるという報告もあります。
具体的には?
- 慢性的な肩こり・首こり:頭部が傾くと、体のバランスを保つために首や肩の周囲の筋肉に必要以上の緊張が強いられます。この緊張が筋肉の大きな負担となり、肩こりや首こりとなって現れます。
- 腰痛・ひざの痛み:不正咬合による姿勢の崩れ(前後左右に背骨が曲がるなど)は、全身のバランスを支える腰の筋肉にストレスを溜め、腰痛を引き起こすことがあります。ひどくなると、脚を支える一番弱い関節である膝にもダメージが及びます。
2. 自律神経の乱れと慢性疲労につながるという点です
噛み合わせのズレは、物理的な姿勢の歪みだけでなく、神経的なネットワークにも影響を及ぼします。
顎の周りには咀嚼筋という大きな筋肉があり、これらは頭部や首の筋肉と密接につながっています。噛み合わせがずれていると、筋肉の緊張が持続し、血流が滞って神経が圧迫されます。
特に重要なのは、この状態が長引くと、体を「緊張モード」にする交感神経が優位になりやすくなるということです。
専門的な研究でも、臼歯部(奥歯)に不正咬合がある場合、リラックスに関わる副交感神経機能が抑制されている可能性が示唆されています。噛み合わせの歪みが慢性的なストレス要因となり、自律神経のバランスを崩してしまうのです。
具体的には?
- 慢性疲労・体調不良:自律神経の乱れは、めまい、頭痛、不眠、集中力の低下、やる気の減退など、いわゆる不定愁訴や慢性疲労の原因となります。病院で「診断がつかない」と言われた症状が、実は噛み合わせの歪みに起因していたというケースも少なくありません。
高精度な入れ歯で正しい噛み合わせを回復するメリットとは!?
これまで、噛み合わせのズレが全身に与える深刻な影響について解説してきましたが、裏を返せば、正しい噛み合わせを回復することこそが、全身の健康を取り戻すための鍵となります。
特に、歯を失って入れ歯を使用している方、または入れ歯を検討している方は、入れ歯の精度が全身のバランスに直結するという点を理解しましょう。
従来の入れ歯 vs. 高精度な入れ歯
入れ歯(義歯)は、顎の骨(歯ぐき)といったやわらかいものの上に被せる技工物であるため、わずかなズレでも患者様が敏感に反応し、非常に高度な技術が求められる分野です。
従来の保険診療の入れ歯と、自由診療の高精度な入れ歯の大きな違いは、その「精度」にあります。以下の表に、一般的な比較をまとめました。
| 項目 | 従来の入れ歯(保険) | 高精度な入れ歯(自費) |
|---|---|---|
| 素材 | レジン(歯科用プラスチック)のみ | 金属やシリコンなど様々 |
| 噛み心地 | 噛む力が弱く、温度も伝わりにくい | しっかり噛め、食べ物の温度がよく伝わる |
| 装着感 | 違和感・異物感を覚えやすい | 違和感・異物感がほとんどない(薄く、軽い) |
| 耐久性 | 破損しやすいが、修理はしやすい | 壊れにくい |
| 製作プロセス | 簡易的な型取り・検査のみ | 精密な型取り、咬合の正確な記録、入念な調整 |
従来の入れ歯(レジン床義歯)は、強度を保つために厚みが必要であり、装着時に違和感を覚えやすいというデメリットがあります。また、簡易的な型取りしかできないため、装着感や噛み心地が劣ります。
一方で、高精度な入れ歯は、薄くて軽い金属床や、顔の輪郭や表情筋の動きまで反映した超精密な設計が可能であり、より精密な仕上がりが期待できます。
高精度の入れ歯がもたらす全身への価値
適合に優れた高精度の入れ歯を入れることは、単に食事ができるというだけでなく、体のゆがみ・ズレを防止し、全身の健康維持につながります。
- 姿勢の安定化:高精度な入れ歯で咬合支持を回復すると、下顎の位置が安定し、頭部を含めた体の重心の不安定化を防ぎます。これにより、静的な状態だけでなく、動的な状態(歩行時)での身体バランスの安定性に効果があることが示唆されています。
- 脳の活性化:しっかり噛めるようになることで、脳の血流がよくなり、脳の中央の「海馬」の部分が活性化することが分かっています。これは、アンチエイジングや老化防止、認知症予防につながるという重要な点です。
- 筋力のバランス:よく噛むことで顎周囲の筋肉が働き、全身の筋力のバランスが整い、姿勢がよくなるという報告もあります。
高精度な入れ歯は、長期間にわたって快適に使い続けることができ、全身の健康をサポートする第二の歯としての役割を果たしてくれるでしょう。
やはた歯科の「高精度入れ歯専門治療」が全身の安定をもたらす仕組み
あなたが今、「高精度な入れ歯で全身の不調を改善したい」とお考えの場合、やはた歯科では、患者様一人ひとりの最適な「噛み合わせの答え」を見つけるための、専門性の高い治療に取り組んでいます。
やはた歯科は、兵庫県姫路市で入れ歯・義歯専門治療を掲げ、「本物の歯にいかに近づけられるか」を追求しています。
どのような仕組みで、やはた歯科は高精度な入れ歯を作製しているのか気になりませんか?
1. 「筋肉の動き」まで記録する精密な型取り
入れ歯を製作する上で、最も重要なステップの一つが「型取り(印象採取)」と「噛み合わせの記録(咬合採取)」です。
- やはた歯科では、オーダーメイドのトレーを作製し、精密な型取りを実施します。特に重要なのは、顎全体の筋肉の動きとフィットするよう、筋肉の動きまで記録するという点です。
- 次に、上下の顎の位置関係、顎の動き、歯の大きさなどの情報を正確に採取します。
- この精密な記録こそが、入れ歯装着時の違和感を減らし、正しい顎の位置(下顎位)を再現するための土台となるのです。
2. 世界基準の超精密義歯「BPSデンチャー」が使用されている実例!
やはた歯科が本格的な入れ歯を求める方に最もおすすめしているのが、ヨーロッパで開発されたBPSデンチャー(超精密義歯)です。
- 従来の製作方法では… 技工士の経験や目測に頼る部分もありましたが、
- BPSデンチャーでは… 顎や筋肉の動き、咬合力、噛み合わせを詳細にチェックした上で作製されます。
最も注目すべきは、型採りの際、公認歯科技工士が立ち会い、お口を開閉したり、様々な表情をしていただく動的な型採り(閉口機能印象)を行うという点です。これにより、噛むときの歯の位置や力を正確に再現することが可能となり、一般的な入れ歯に比べ、装着時の違和感が圧倒的に少ないというメリットがあります。
この高精度なシステムによって、入れ歯は正しい噛み合わせを取り戻し、全身のバランスをサポートする役割を果たすのです。
3. 高精度入れ歯の注意点
高精度な自費の入れ歯は多くのメリットがありますが、検討している方は以下の点にも留意しましょう。
- 費用が高い:保険の入れ歯に比べて費用は高くなります。例えば、BPSデンチャーは770,000円(税込)からとなっています。
- 製作期間が長い場合がある:保険の入れ歯は早くて一ヶ月ほどで完成しますが、高精度な入れ歯は仮義歯での確認や入念な調整を行うため、完成まで数ヶ月かかることがあります。これは、「早く作る」よりも「しっかり合う入れ歯」を目指すために必要なステップです。
しかしながら、自費の入れ歯でもインプラント治療より治療費が安く、治療期間も短い、そして手術の負担がないというメリットが挙げられます。
最後に:噛み合わせの不安は専門医にご相談ください!
これまで、噛み合わせのズレ(咬合異常)が肩こり、腰痛、慢性疲労といった全身の不調を引き起こすメカニズム、そして高精度な入れ歯で正しい噛み合わせを回復することの重要性について、段階的に説明してきました。
特に重要なのは、合わない入れ歯を使い続けることの危険性という点です。入れ歯を使用している方、またはこれから入れ歯を検討している方は、入れ歯の我慢は厳禁です。合わない入れ歯を使い続けると、顎の骨が痩せて歯ぐきの形が変わるなど、さらなる弊害が現れる可能性があります。
やはた歯科では、理事長の豊富な臨床経験に基づき、患者様一人ひとりのニーズに応えるために、個別相談を行っております。
あなたがもし、「体の不調の原因がわからない」「今の入れ歯が合わない」「全身の健康を考えた高精度な入れ歯に興味がある」という場合は、遠慮なくご要望や情報をドクターに伝えてください。情報が多いほど、あなたの体の安定につながる良い入れ歯ができるでしょう。
まずは、噛み合わせ専門の歯科医院にご相談ください。

この記事の監修

八幡 智裕(やはた ともひろ)
当院は、平成10年10月、姫路市勝原区や網干区、太子町の患者様が多い歯科医院です。おかげさまで開院当初から、たくさんの患者様にご来院いただいています。「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」を何より大切にしており、患者さんとの相互理解を重要視し、患者様にご満足いただけるよう医院作りに努めています。
所属学会・研修会
日本歯科医師会 会員/兵庫県歯科医師会 会員/姫路歯科医師会 会員/国際歯周内科学研究会 会員/JPDA 有床義歯学会 会員/研修会筒井塾 咬合療法コース/山田先生エンドベーシックコース/大阪SJCDベーシックコース/大阪SJCDレギュラーコース/OSIインプラントセミナー/S.O.R.Gベーシックコース/JACID インプラント100hコース/CALLベーシックセミナー