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やはた歯科ブログ
- 矯正歯科
- 2026/02/26
【歯科治療の分割払い】デンタルローンとは?メリット・デメリットから医療費控除の裏技まで徹底解説
「インプラントや矯正治療をしたいけれど、数十万円〜100万円単位の費用を一度に払うのは厳しい……」 「お金が貯まるまで治療を我慢するしかないのかな?」
高額な歯科治療を検討する際、一番のネックになるのが「費用」の問題です。そんな時に、金銭的な負担を劇的に和らげる強力な選択肢となるのが「デンタルローン」です。
今回は、歯科治療専用のローンである「デンタルローン」の仕組みやメリット、そしてローン払いでも医療費控除を受けて税金を取り戻す方法について分かりやすく解説します。
1. そもそも「デンタルローン」とは?
デンタルローンとは、信販会社(クレジット会社)が患者様の代わりに治療費を歯科医院に「一括で立替払い」し、患者様は信販会社に対して毎月少しずつ分割で返済していくサービスのことです。
主に、インプラント、歯列矯正(ワイヤー・マウスピース)、セラミック治療など、保険が適用されない高額な「自由診療」で利用されます。
クレジットカード払いとの違い
「手持ちのカードの分割払いと何が違うの?」という疑問に対し、主な違いをまとめました。
| 項目 | デンタルローン | クレジットカード(分割・リボ) |
|---|---|---|
| 資金の使途 | 歯科治療の費用に限定 | 自由(制限なし) |
| 金利(実質年率) | 年3%〜8%程度(低い) | 年12%〜15%程度(高い) |
| 分割回数 | 最大60回〜120回など(長期) | 24回程度までが多い |
| 利用枠 | 治療費に合わせて個別に審査 | 既存カードの利用限度額内 |
デンタルローンは「医療目的」に特化しているため、一般的なローンよりも金利負担を抑えつつ、余裕を持った回数で返済できるのが最大の特徴です。
2. デンタルローンのメリット・デメリット
✅ メリット
- すぐに最適な治療を始められる:貯金を待つ必要がなく、症状が悪化する前に治療をスタートできます。
- 月々の負担が軽い:長期分割により、月々数千円〜1万円台など、現在の家計に無理のない金額設定が可能です。
- 医療費控除の対象になる:分割払いであっても、国の税金還付制度を利用できます。これが最大のメリットです。
⚠️ デメリット
- 手数料(金利)がかかる:一括払いに比べると最終的な総支払額は増えます。
- 審査がある:収入や信用情報によっては利用できない場合があります。
- 導入していない医院もある:全ての歯科医院で使えるわけではありません。
3. 【重要】デンタルローンでも「医療費控除」で税金が戻ります!
デンタルローンを利用しても「医療費控除」の対象になります。 これは、1年間に支払った医療費の合計が原則「10万円」を超えた場合、確定申告をすることで所得税が戻り、翌年の住民税も安くなる制度です。
ローン払いにおける「4つの鉄則」
確定申告で失敗しないために、以下のルールを必ず覚えておきましょう。
- 申告タイミングは「契約した年」 信販会社が歯科医院へ立替払いをした年(=ローン契約が成立した年)に、治療費の全額をまとめて申告します。月々の支払額が少なくても、初年度に全額控除を受けられるため、大きな還付金が期待できます。
- 対象は「治療費の元本」のみ 分割手数料(金利)の部分は医療費ではなく「金融費用」とみなされるため、控除の対象外となります。
- 「ローン契約書」を大切に保管する 歯科医院から領収書は発行されません。確定申告では「デンタルローンの契約書」や信販会社の「支払明細書」が支出の証明書類となります。
- 交通費も忘れずに 通院にかかった公共交通機関(電車・バス)の運賃も控除対象です。通院日と区間をメモしておきましょう(※自家用車のガソリン代・駐車場代は対象外)。
4. 矯正治療は対象?「医療費控除」の境界線
ポイントは「治療目的(機能の回復)」か「美容目的(見た目の改善のみ)」かです。
| 治療内容 | 対象判定 | 判定のポイント |
|---|---|---|
| インプラント | ◯ | 咀嚼機能(噛む機能)を補うため対象。 |
| 子供の矯正 | ◯ | 発育のために必要な治療とみなされ対象。 |
| 大人の矯正 | △ | 「噛み合わせ等の機能改善」目的は対象。「見た目だけ」は対象外。 |
| 部分矯正 | △ | 全顎か部分かではなく、医学的に必要かどうかで決まる。 |
| ホワイトニング | × | 純粋な美容目的であるため対象外。 |
💡 アドバイス:迷った時は「診断書」をもらおう 大人の矯正の場合、税務署から確認が入ることがあります。担当医に「噛み合わせの改善など医学的に必要な治療である」という診断書を書いてもらっておくと安心です。
5. まとめ:当院は最大120回のデンタルローンに対応しています
デンタルローンは、単なる借金ではなく「金利を低く抑え、節税メリット(還付金)もフル活用して、ご自身の健康に投資する賢い方法」と言えます。
「費用が理由で、健康な歯を諦める」のが一番もったいないことです。
やはた歯科でのデンタルローン活用例
当院(やはた歯科)でも、患者様のご負担を軽減できるよう、最大120回までの分割払いが可能なデンタルローンを導入しております。
- プチ矯正(前歯の部分矯正)の場合 総額 396,000円(税込)→ 月々 4,100円 〜
- インビザラインGo(マウスピース矯正)の場合 総額 550,000円(税込)→ 月々 5,700円 〜
費用面で不安がある方も、まずはカウンセリングにてお気軽にご相談ください。最適な支払いシミュレーションをご提案いたします。

この記事の監修

八幡 智裕(やはた ともひろ)
当院は、平成10年10月、姫路市勝原区や網干区、太子町の患者様が多い歯科医院です。おかげさまで開院当初から、たくさんの患者様にご来院いただいています。「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」を何より大切にしており、患者さんとの相互理解を重要視し、患者様にご満足いただけるよう医院作りに努めています。
所属学会・研修会
日本歯科医師会 会員/兵庫県歯科医師会 会員/姫路歯科医師会 会員/国際歯周内科学研究会 会員/JPDA 有床義歯学会 会員/研修会筒井塾 咬合療法コース/山田先生エンドベーシックコース/大阪SJCDベーシックコース/大阪SJCDレギュラーコース/OSIインプラントセミナー/S.O.R.Gベーシックコース/JACID インプラント100hコース/CALLベーシックセミナー