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やはた歯科ブログ
- 小児歯科
- 2026/08/10
小児矯正の費用は約36万円。将来100万円の本格矯正や抜歯を避けられる可能性とは
「子どもの歯並びが気になるけれど、矯正は高いのでは……」
そう感じて、なかなか一歩を踏み出せないご家族は少なくありません。
矯正治療は保険がきかない自費診療であることが多く、費用の全体像が見えにくいのも事実です。そこで今回は、当院の小児矯正の費用をはっきりとお伝えしたうえで、大人になってから受ける本格矯正との比較、そして「早く始めること」にどんなメリットがあるのかを整理してご紹介します。
当院の小児矯正の費用:363,000円(税込、片顎)
当院の小児矯正(Ⅰ期治療)の費用は、363,000円(税込、片顎)です。
※調整料や検査料など、上記に含まれない費用については、初回のカウンセリング時に必ずご説明します。ご不明な点はお気軽にお尋ねください。
本格矯正(Ⅱ期治療・成人矯正)との費用比較
一方で、永久歯が生えそろってから行う本格矯正(Ⅱ期治療や成人矯正)は、ワイヤー矯正・マウスピース矯正を問わず、多くの医院で100万円前後を目安とされています(費用は装置の種類や症例によって幅があります)。
| 項目 | 小児矯正(Ⅰ期治療) | 本格矯正(Ⅱ期・成人) |
|---|---|---|
| 対象時期 | 乳歯と永久歯が混在する時期(おおむね6〜12歳) | 永久歯が生えそろった後 |
| 主な目的 | あごの成長を利用して、歯が並ぶ土台を整える | 歯を一本一本動かして、かみ合わせを完成させる |
| 費用の目安 | 363,000円(税込、片顎) | 100万円前後 |
| 抜歯リスク | 回避できる可能性が高まる | スペースが足りない場合は抜歯が必要になることも |
※本格矯正の費用は、矯正方法や症例の難易度、医院によって異なります。あくまで目安としてお考えください。
金額だけを見ても、小児矯正はおよそ3分の1程度の負担で済むことがわかります。
なぜ「早く始める」と費用を抑えられる可能性があるのか
小児矯正が本格矯正より安いのは、単に「子ども向けだから安い」というわけではありません。治療の中身が根本的に違うからです。
あごの成長を味方につけられる
歯並びが悪くなる大きな原因のひとつは、「あごの大きさに対して歯が大きく、並ぶスペースが足りない」ことです。
大人になってからでは、あごの骨の成長はすでに止まっています。そのため、足りないスペースは歯を抜くか、歯の側面をわずかに削るかして作るしかありません。
一方、成長期のお子さまは、あごがまだ発育の途中にあります。この時期であれば、装置を使ってあごの成長を正しい方向に導き、歯がきれいに並ぶための土台そのものを広げることができます。
本格矯正が「不要になる」または「短く・軽く済む」可能性
小児矯正で土台が整うと、永久歯が自然に良い位置に生えてくることが期待できます。その結果、次のような展開が期待できます。
- ・そのまま本格矯正が不要になる
- ・本格矯正が必要でも、治療期間が短く、費用も抑えられる
「36万円で終わるか、36万円+100万円になるか」と単純に足し算するのではなく、36万円の投資によって100万円の治療を回避・軽減できる可能性がある、というのが小児矯正の費用対効果の考え方です。
※すべてのお子さまで本格矯正が不要になるわけではありません。個人差があるため、Ⅰ期治療後にⅡ期治療が必要になるケースもありますが、その場合でもⅠ期治療を行っていることで治療負担が軽くなることが多いです。
費用以外のメリットも大きい
小児矯正の価値は、金額の話だけでは語りきれません。
- ・健康な歯を抜かずに済む可能性が高まる 本格矯正ではスペース確保のために健康な永久歯(小臼歯など)を抜くことがありますが、小児矯正で土台を整えておくと、抜歯をせずに並べられる可能性が高まります。
- ・歯を削らずに済む可能性が高まる スペース作りのために歯の側面を削る処置(IPR)を避けられる可能性も高まります。ご自身の歯をそのまま残せるのは長期的な歯の健康につながります。
- ・口呼吸・舌のクセなど、原因そのものにアプローチできる 歯並びの乱れの背景にある「口呼吸」「指しゃぶり」「舌のクセ」などの習慣を、子どものうちならトレーニングで改善しやすく、原因そのものを減らせる可能性があります。
- ・むし歯・歯周病のリスクを減らせる 歯並びが整うと歯みがきがしやすくなり、むし歯や歯ぐきのトラブルを予防しやすくなります。
- ・顔立ちや発音、コンプレックスへの影響 あごの成長をコントロールできる時期だからこそ、受け口や出っ歯といった骨格的な傾向にも働きかけられる可能性があります。思春期に歯並びで悩むことを防げるのも見逃せないメリットです。
小児矯正を検討するタイミング
小児矯正は、前歯が永久歯に生え変わり始める6〜7歳ごろが相談の目安です。ただし、受け口などは、より早い時期に対応したほうがよい場合もあります。
「まだ早いかも」と思っていても、実際には「あと1〜2年早ければ選択肢が広がった」というケースもあります。気になったときが、相談のタイミングです。
まとめ
- ・当院の小児矯正は 363,000円(税込、片顎)です。
- ・本格矯正(100万円前後)の約3分の1の負担で始められます。
- ・あごの土台を整えることで、将来の本格矯正や抜歯、歯を削る処置を回避・軽減できる可能性があります。
- ・費用だけでなく、お口の健康や習慣改善など、一生モノのメリットがあります。
兵庫県姫路市(勝原区・網干区周辺)や太子町で、お子さまの歯並びについて「これって矯正が必要?」「うちの子はいつから?」と迷われたら、まずはやはた歯科へお気軽にご相談ください。
当院では無理に治療をおすすめすることはありません。お子さまの成長段階に合わせて、今できる最善の選択肢を一緒に考えていきます。充実した衛生士体制のもと、むし歯予防と並行しながら、お子さまのお口の健康を長期的にサポートいたします。

この記事の監修

八幡 智裕(やはた ともひろ)
当院は、平成10年10月、姫路市勝原区や網干区、太子町の患者様が多い歯科医院です。おかげさまで開院当初から、たくさんの患者様にご来院いただいています。「第一に患者様のことを考えた治療を行うこと」を何より大切にしており、患者さんとの相互理解を重要視し、患者様にご満足いただけるよう医院作りに努めています。
所属学会・研修会
日本歯科医師会 会員/兵庫県歯科医師会 会員/姫路歯科医師会 会員/国際歯周内科学研究会 会員/JPDA 有床義歯学会 会員/研修会筒井塾 咬合療法コース/山田先生エンドベーシックコース/大阪SJCDベーシックコース/大阪SJCDレギュラーコース/OSIインプラントセミナー/S.O.R.Gベーシックコース/JACID インプラント100hコース/CALLベーシックセミナー